桐生タイムス | 9割が受け入れに賛同 JCの震災がれき市民アンケ

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9割が受け入れに賛同 JCの震災がれき市民アンケ

2012-3-29

 桐生青年会議所(JC、松田秀夫理事長)は28日、桐生市での被災地からのがれき受け入れ処理についてのアンケート結果をまとめた。寄せられた回答のうち、「賛同」は74・8%に達し、「どちらかというと賛同」を含めると88・8%を肯定的意見が占めた。桐生JCは同日、亀山豊文桐生市長に結果を手渡したほか、東京・永田町の衆議院議員会館を訪ね、細野豪志環境大臣にも提出した。
 アンケートは被災地からのがれき受け入れ処理に市民がさまざまな意見を持つ中、特定の立場に偏らない中立な団体として住民の声を集め、行政に提出することで参考資料にしてもらおうと企画した。放射線量が国の基準値を下回るがれきを桐生市で処理する是非と意見を無記名で問う用紙を19日に1万5000枚配布し、25日までの期限で回収しまとめた。
 細野環境相への結果提出は、全国的にがれき受け入れの動きが鈍い中、一般市民の声を国政にも届けようと行ったもの。松田理事長が資料を手渡し、内容を直接説明した。
 大臣は桐生市が27日に受け入れを表明したことについて、「市長のご判断に心より敬意を表したい。群馬県にはがれきの量を提示し(受け入れを)要請させていただいている。そこで桐生市に前を向いていただいたのはありがたい」と語った。
 アンケート結果には「大変興味深い。勇気づけてくれる結果。みんなで震災を乗り越えようという桐生の方々の思いが形になった。自主的に声を上げる人は圧倒的に反対の人が多く、これまで賛成の人はサイレントマジョリティー(物言わぬ多数派)だったが、その人たちが声を上げた点に意味がある」と評価。自身も青年会議所OBであり「JCのよさはフットワーク。普通の組織ならもっとまとめに時間がかかったはず。桐生のみなさんがやってくださったのがうれしい」と述べた。
 また、市長室で調査結果を受け取った亀山市長は「がれきの処理を早く手伝うことが早い復興の足掛かりになる。安全には万全を期したい」と話した。