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メッシに感動、7万人大観衆に感激 クラブW杯で選手を先導
2011-12-27
「すぐそばにメッシ選手がいてオーラを感じた」「6万8千人の歓声に感動した」─。桐生市立川内中3年の梶原理菜さんと同1年の奈未さん姉妹が世界的なスポーツイベントを体感してきた。今月18日に横浜国際総合競技場で開かれたサッカーのクラブワールドカップ(W杯)決勝戦の選手入場の際に、バルセロナとサントスの旗を持って選手を先導する「フラッグベアラー」をつとめた。きっかけをつくった祖母の玉川節子さんは「すばらしい感動の体験をさせてあげられて、いい財産になったと思う」と喜んでいる。
フラッグベアラーは、大きな旗を6人一組で持ち、選手を先導してピッチに入場する役割を担う子どものこと。大会スポンサーの飲料メーカーが自社ホームページなどを通じて「中学生2人一組」を6組募った。これを目にした節子さんが2人に持ちかけて応募したところ、当選。他の5組は「みんなサッカーをしている男の子だった」(理菜さん、奈未さん)という。
姉妹はバレーボール部。サッカーにはほとんど関心がなかったが、女子日本代表の「なでしこジャパン」のW杯優勝には心躍った。応募時の「世界の人にどんなハッピーを送りたいか」という作文にはそのことを書いた。
当日は父・裕一さん(42)とともに会場へ。3位決定戦の柏レイソル—アル・サッド戦でもフラッグベアラーを務め、いよいよ決勝戦。入場待ちのメッシやネイマールら世界の一流選手をわずか数メートルの間近に見て「すごくオーラを感じ、なんだか涙が出てきた」と理菜さん。「こんなに近くで見られるとは思わなかった。かっこよかった」と奈未さん。
いざ、入場。聞き覚えのあるテーマ曲(FIFAアンセム)が流れ、理菜さんがバルセロナの、奈未さんがサントスの旗の一端を持って歩きだす。6万8千人の大観衆が沸きあがると、「鳥肌が立つような感動でした」「サッカーというスポーツが(見る人に)こんなに元気を与えてくれるのかと思った」と二人。一生に二度とないような貴重な体験を、文字通り体感してきた。
役目を無事にこなした後は父とともに「前から9列目」というゴール裏の席で試合を観戦。メッシのゴールも「間近に見られた」と感激。翌朝早く帰桐。クラスメートに話すと「みんなびっくりしていた」という。
この体験以降、「家族みんなサッカーへの関心が高まりました。貴重な経験をさせていただき、少しでも多くの人にこの感激を知らせてあげたい」と祖母の節子さんは話している。

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