桐生タイムス_20120112 | “社明”作文全国2位に 倉重さん、あいさつの大切さ説く

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“社明”作文全国2位に 倉重さん、あいさつの大切さ説く

2011-12-22

 第61回“社会を明るくする運動”作文コンテストで、桐生市立新里中学校2年の倉重健さん(14)が全国2位にあたる全日本中学校長会会長賞(優秀賞)を受賞した。「言葉のバンソウコウ」と題した作文で、「震災で負った傷でも、日常生活で負った傷でも、僕たちの一言でそれを癒やすことができる」と、言葉やあいさつの大切さを訴えた内容だ。全校生徒が集まった第2学期終業式の前に、群馬県事務局をつとめる前橋保護観察所の小林淳雄企画調整課長から表彰状とトロフィーが手渡された。
 今回で19回となる同コンテストで、群馬県からの全国2位は過去最高。中学生の部は県内3634点、全国で13万9681点の応募があり、そのなかから最優秀賞の法務大臣賞1点、優秀賞の全日本中学校長会会長賞3点ほかが選ばれた。
 倉重さんは東日本大震災当日の経験から書き起こし、普段の学校や家庭生活でも、心の傷口にそっと貼られたバンソウコウのような言葉のあたたかみを説く。心を磨いてこそ、傷の大きさや深さ、理由に合ったバンソウコウを貼ることができるし、つらくて希望が見えないとき、横を見れば言葉のバンソウコウを貼ってくれるだれかがいるはず。そして周りを見渡して「今度は僕たちがバンソウコウを貼る番だ」と結んでいる。
 「弁論大会のために書いた作文で、校内では選ばれなかったのを、先生が社明運動の趣旨に合っているからと応募してくれた。県で1位になってびっくりだったのに、全国2位なんて実感がわかない」という倉重さん。特に応募数を聞き、その中から選ばれたことに驚いたという。
 「震災のときだけでなく、日々の生活でも言葉は大切。生徒会の役員をしていて、あいさつ運動を続けています。心に傷を負った人がいても『おはよう』ということで、一つ小さなバンソウコウを貼れると思う」。部活動は美術部、でも実は「理数の方が得意」という倉重さん。将来は「宇宙を調べたい」と夢は無限大だ。