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「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」で畠山さん大賞
2011-7-13
桐生市菱町在住の畠山勝利さん(69)が詠んだ「この蟻(あり)もアフリカ象もただ一世(いっせ)」が「第22回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の一般の部Bで大賞を受賞した。畠山さんが今春まで学んでいた桐生女子高校通信制で、現代文の課題として取り組んだもの。卒業後、3カ月たってからの吉報に「『ええっ』と声を上げて驚きました」と笑い、「自分の俳句が印刷されたお茶とどこかで出合えるのが楽しみです」と話した。
同賞は世界で初めて緑茶の缶飲料化に成功した伊藤園が発売5年目にあたる1989年に創設した賞。第1回からの累計応募総数は2100万句を突破している。
22回目となる今回も171万2928句の応募があり、入賞作品2000句を決定。俳人の金子兜太さんら9人による最終審査の結果、畠山さんの作品が40歳以上を対象にした一般の部Bの5万7629句の中から大賞に選ばれた。
桐生朗読奉仕会で朗読のボランティアに取り組む畠山さん。国語は勉強の中では得意な分野だったが、授業で取り組むまで俳句を詠んだことはなかったという。
趣味の山登りで出合った小さなアリ、遺跡発掘の仕事中、地層深くまで延びていたアリの巣穴、桐女の遠足で出かけた上野動物園で見たゾウからインスピレーションを受け、「小さいアリも大きなアフリカゾウも一回きりの命の重さは同じ」という思いを詠みこんだ。選評では「ゾウの中でも大きなアフリカゾウとしたことで、大きさの対比がより際立っている」とのコメントもつけられた。
畠山さんは「山に登っていたときは簡単なスケッチを描いていましたが、これからは一句詠んでみようかな」と話し、「すばらしい機会を与えてくれた先生に感謝しています。後輩たちにもどんどん挑戦してほしい」と話していた。
畠山さんには賞金20万円と副賞が贈られ、作品は8月以降、ほかの受賞作品とともに「お〜いお茶」シリーズのパッケージに掲載される。

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