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子ども向け製品展開へ 桐生産地の技術活用
2011-6-28
桐生の優れた技術を活用して子ども向けの製品を展開する「こどものえがおプロジェクト」が始動した。目指すのはプロジェクトの名前通り、子どもの笑顔を増やすためのものづくり。推進協議会を立ち上げ、地場のさまざまな企業や専門家が持つノウハウを活用していく。品質や機能の高さを追求するだけでなく、イメージづくりにも力を入れる。海外展示会への出展も視野に入れる。
プロジェクトを立ち上げたのは、松平博政さん(36)=桐生市境野町七丁目=。父親の育児支援を行うNPO法人「ファザーリングジャパン」の会員として活動し、子育てを楽しむ男性の輪を地域に広げようと設立した任意団体「パパトコクラス」の代表を務める傍ら、本業でも通園バッグや子ども用エプロンなどを自社の「グラムス」ブランドで手掛けてきた。
新たな取り組みは、これまで個人で進めてきたものづくりを地域と連携した形で深化、発展させようというもの。プロジェクトは国の「JAPANブランド育成支援事業」に採択された。
協議会の会長を松平さんが務め、絹成分を用いた化粧品やダニアレルゲンのつきにくい加工などを手掛けるアート(相生町二丁目)や超撥水(はっすい)加工などを得意とする朝倉染布(浜松町一丁目)、市内の縫製業者、商社、コンサルタントなどが名を連ねる。
専門家の助言を得ながら、肌に優しい子ども用せっけんや衣料品などを産地の技術とノウハウを生かして開発するほか、松平さんが自社で手掛けてきた「こまもり」のギフト用品への展開を目指す。子どもたちの描いた絵やメッセージをお守り形の帆布に刺しゅうで再現するもので、百貨店の催事などで好評を博している。
「各社の技術に横串を通し、今までと違う切り口や用途で再編したらいろいろなことができて面白いと考えた」と松平さん。「震災後、家族や地域の絆の大切さが見直されている。そこに響くものづくりをしていきたい。地域に仕事を増やすところにも結び付けられたら」と力を込める。
7月下旬をめどに、PRのための専用サイトをインターネット上に立ち上げる予定だ。

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