桐生タイムス_20120112 | 桐生市09年度決算 経常収支やや改善

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桐生市09年度決算 経常収支やや改善

2010-8-20

 桐生市は31日に開会する市議会9月定例会へ提案する2009年度各会計決算を発表した。普通会計決算では財政構造の弾力性を示す経常収支比率が95・5%と前年度に比べ1・9ポイント改善したが、依然として“硬直化の状態”は脱していない。決算額は歳入で約491億6500万円、歳出は約476億9200万円で、実質収支は15億4000万円ほどの黒字となった。
 経常収支比率は80%以下が望ましいとされているが、桐生市では2006年度決算で101・5%となり、市税や地方交付金などの経常的な一般財源で、人件費や扶助費、物件費など歳出の経常経費がまかなえない状況となり、自由に使える財源が枯渇した状況となった。
 その後は、07年度で100・5%、08年度では97・4%と理想値を大きく超えてはいるが、徐々に改善してきている。その他の財務比率では実質公債費比率が12・4%で0・1ポイント改善したが、1(100%)に近いほど良いとされる財政力指数は0・601となり、前年度に比べやや下降した。
 一般会計の財源別比率は自主財源(市税など)が43・7%、依存財源(地方交付税、国庫支出金など)は56・3%となり、市税の大幅な落ち込みなどで自主財源比率は前年度に比べ4・1ポイント低下した。
 自主財源の柱である市税は長引く景気低迷の影響により収入額が前年度に比べ約7億7000万円も低下。収入未済額は23億6000万円ほどで、前年度に比べ1億6000万円ほど増加している。
 借金である市債残高は09年度末で一般会計、特別会計合わせて605億1300万円ほど。前年度同期とほぼ同額となっている。
 市監査委員は決算審査意見書の中で、今後の財政運営について、市税をはじめとする自主財源の確保、収入未済額の解消、新たな発生の未然防止に一層の努力を求めている。