桐生タイムス_20120112 | 桐生地区6割に迫る 住宅用火災警報器の推計普及率

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桐生地区6割に迫る 住宅用火災警報器の推計普及率

2010-8-10

 総務省消防庁が発表した今年6月時点の住宅用火災警報器の推計普及率によると、桐生市消防本部管内(桐生・みどり両市)は前回調査時(昨年12月)より3・4ポイントアップの57・0%と6割に迫ったが、県平均57・3%、全国平均58・4%を下回ったことが分かった。同本部では今後も春と秋の全国火災予防運動などでの啓発に力を入れ、普及促進を図る方針だ。
 県によると、消防法の改正で2006年6月(既存住宅は08年6月)からすべての住宅で火災警報器の設置が義務化されたのに伴い、各消防本部がイベント時などに実施するアンケート調査や、市場に出回っている同警報器数などを基に、同庁が推計普及率を算出、発表している。
 それによると、桐生市消防本部管内は前々回調査時(09年3月)42・7%、前回調査時53・6%と、いずれも県平均(09年3月=35・5%、09年12月=48・4%)を上回り、前回は全国平均(同45・9%、同52・0%)を上回っていた。
 今回は57・0%にアップし、県内11の消防本部管内で4番目につけたが、県平均、全国平均を下回った。前回からのアップ率は同本部管内は3・4ポイントで、県平均の8・9ポイント、全国平均の6・4ポイントを大きく下回った。
 ちなみに県内の最高は高崎市等広域消防本部管内の66・7%。最下位は利根沼田広域消防本部管内の45・1%。県平均を上回ったのは高崎市等広域、前橋市(60・4%)、太田市(57・5%)の3消防本部管内、全国平均を上回ったのは高崎市等広域と前橋市の2消防本部管内だけだった。
 桐生市消防本部によると、春と秋の全国火災予防運動をはじめ、商店街のイベント、同警報器の普及イベント、まつりなどの際に展示ブースを設け普及促進を図っている。啓発用チラシも年に1万5000〜2万枚配っている。しかし、住宅用火災警報器の設置義務を盛り込んだ改正消防法には未設置に対する罰則規定はなく、あくまでも自己責任で、万が一の火災から生命・財産を守るために設置を促すしかないのが現状。同本部では今後も「安心のために」と設置を呼びかけていくことにしている。