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旧東村立小跡地問題 みどり市が反訴へ
2010-7-23
みどり市は23日までに、同市東町小中の旧杲(ひので)小学校跡地を市から無償で借りて住んでいる男性を相手取り、跡地の明け渡しを求める民事訴訟を起こす方針を固めた。30日に臨時市議会を開き、関連議案を提案。議決されれば、8月にも提訴する考えだ。
同小跡地をめぐっては、男性が旧勢多郡東村時代の2003年9月10日に、不登校児向けのフリースクール(私塾)を開く目的で、敷地と旧校舎などを無償で借りる契約を村と結び、以来そこに住んでいる。同契約は06年3月に更新され、同月の合併に伴いみどり市に引き継がれた。
だが、敷地の一部は隣接する地権者から村が借りていた土地で、その返還の是非をめぐって村と地権者が対立。05年12月から両者間で調停を行ったが、不調に終わった経緯がある。
これを受け、行政側が地権者による「妨害行為」を防がなかったためフリースクールを開校できなかったとして、男性は09年6月、市に損害賠償を求める訴訟を前橋地裁桐生支部に起こし、現在係争中。
一方、市側は09年3月の同契約期間満了に伴い、フリースクールの計画は実現性に乏しいなどとして、契約を更新しないことを表明し、男性に明け渡しを請求。男性の訴えに対しても「請求の根拠がない」などと全面的に争っていた。
今回、市が男性に対し反訴に踏み切るのは、「男性が昨年3月の契約満了後も、公有財産に居座り続けており、退去を求めるため」(市幹部)という。

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