桐生タイムス | 広沢町出身の小池和也さんがマスターズ水泳短水路で世界記録

きょうの夕刊

広沢町出身の小池和也さんがマスターズ水泳短水路で世界記録

2010-3-10

 桐生市出身でヤマハ発動機(静岡県磐田市)にエンジニアとして勤めている小池和也さん(30)が、昨年11月に開かれた静岡オープンマスターズ短水路大会で、200メートル平泳ぎ・30〜34歳クラスの世界記録を出した。それまでの記録を3秒も上回る2分13秒60。大学時代に出した自己ベストも上回っただけに自分でも驚いたという。年が明けて国際水泳連盟の公認記録証が届くと、磐田市の広報や社内報に大きく取り上げられ、地元のラジオ番組にも出るなど、ちょっとした話題の人に。「夏の実業団体大会での優勝が次の目標」と目を輝かせている。
 小池さんの実家は広沢町三丁目。神明小3年のとき、近くにスイミングスクールができたのがきっかけで水泳を始めた。桜木中時代は全国大会、桐高では日本選手権と国体に、進学した群馬大(工学部機械システム工学科)でも水泳部に入り、3度も国体に出場した。
 群大大学院を経て就職したヤマハ発動機には水泳部はなく、同期入社した経験者2人とともに部を創設。平日は勤務後、休日は2日に1度は磐田市内のスイミングスクールに通い、練習してきた。
 200メートル平泳ぎの自己ベストはそれまで、群大4年のときに出した2分17秒25。それから約8年たっての記録更新。
 「自分でも驚いた。とくに練習方法を変えたとか、コーチをつけたわけではなかったので」
 ただ、一昨年に結婚し、この4月には初めての子が生まれることなどが、練習の質を変えたよう。
 「家庭を持って、仕事や練習に使う時間を効率よく使うようになった。密度が濃くなった練習が(好記録の)要因かも」と話す。
 また、大学3年時から通っていた群馬スイミングスクール(高崎市)の後輩、内田翔選手(北京五輪日本代表、200メートル自由形)からもらったというイタリア製の高速水着も「いくらか恩恵があったかな」と笑う。内田選手とは長い付き合いで、兄弟のように親しい間柄という。
 本業は技術本部エンジンプロジェクト推進グループの技術者。エンジン開発に取り組んでいる。
 水泳では「記録更新も狙いますが、今年7月下旬から8月上旬の日本実業団水泳競技大会の200メートル平泳ぎ・30代の部で優勝することが当面の目標」と語っている。