きょうの夕刊
大間々町北部の3小規模校 「大間々北小と統合を」
2010-3-5
みどり市教育委員会は4日までに、小規模校となっている大間々町北部の市立3小学校(神梅小、福岡中央小、福岡西小)の規模適正化策について「段階的に大間々北小へ統合することが適切」とする基本方針をまとめた。統合時期の目途は神梅小・福岡西小を来年4月、福岡中央小を2014年度以降とした。石原条市長は4日の市議会で「保護者と地域の声を見極めたい」と述べた。
3小学校の児童数・学級数は今年度、神梅小が28人4学級、福岡西小が55人5学級、福岡中央小が93人6学級。すでに神梅小と福岡西小は複式学級が出ており、福岡中央小も2014年度から複式学級の配置が見込まれている。
市教委は小学校の適正規模を、指導が行き届きやすい12〜18学級(1学年2、3学級)と定義。3校の小規模校解消策として「3校を1校に統合」「大間々北小への段階的統合」「大間々北小への同時統合」ーの3点に絞って検討した。
「3校を1校に統合」は将来的に再び小規模校化する懸念があり、「北小への同時統合」は各地区の調整が難航し、早期統合を望む地区の統合が遅れる可能性があるとした。
大間々北小の児童数・学級数も今年度、ピーク時の半分にも満たない300人12学級と減少傾向で、4校とも大間々中学校に進学することも踏まえ、各校の事情に応じて柔軟に対応できる「北小への段階的統合」が適切と判断した。
統合時期は「すでに複式学級が発生している神梅小・福岡西小は来年4月1日を目途とする」とし、2014年度以降に複式学級の発生が見込まれる福岡中央小は「地域との定期的な協議を継続しつつ、複式学級の発生段階でスムーズに大間々北小統合が図れるよう準備を進める」とした。
今後の検討課題として「円滑な統廃合を行うには保護者や地域の理解が不可欠」と強調。「早期に地区委員会を設置し、保護者や地域住民、関係団体の理解と協力を得られるよう具体的な協議を重ねる必要がある」としている。
5日に行われた市議会本会議の予算総括質疑で、石原市長は「3校とも歴史と文化、伝統があり、地域コミュニティーの核でもある。できるだけ早く地区委員会を設置して、保護者と地域の声を見極めたい。決断はするが独断はしない」などと述べた。上岡克己議員(広和ク)と鏑木豊議員(あかがねク)らが質問した。

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