きょうの夕刊
古いきものよみがえらせよう 7日にリメークショー
2010-3-4
「日本の機どころ」桐生から絹織物のすばらしさを発信していこうと、桐生きものリサイクル研究会(近藤幸子会長)は7日、「和のファツションショー」を開催する。きものを愛すればこそ、家々のたんすに眠っているきものを現代に生かすための工夫を続けて10年になる同会。リサイクル、リメークの知恵をおしゃれに発表する場として、今後も仲間を増やし展開していく考えだ。
「絹のきものは日本人の美意識が大胆に、また繊細に表現されていて、帯や帯揚げ、半襟、鼻緒、足袋までコーディネートして着る人の個性が示される。世界があこがれる衣装だと思います」と近藤さん。しかし、きものリサイクルショップ「睡蓮」を桐生市本町六丁目で経営して、実感するのが「着られないきものが8割」ということ。丈や裄(ゆき)が足りない、しみ汚れがあるなど、そのままでは使えないものが大部分ということだ。
蚕の命や染織にかかわる人たちの思いがこもったきものが捨てられないよう、試みているのがリメーク。ほどけば平らな一枚の布に戻るという美点を生かし、洋服や小物、のれんやタペストリー、クッションなどインテリアにと、作りなおすのだ。「絹は軽く通気性があって、やはり格別。留め袖や訪問着はハレのドレスに、おしゃれ着はコートやブラウス、スカート、パンツ、チュニック、ワンピースとさまざま楽しい和の服になります」と。
ファッションショーは7日午後1時半から、桐生商工会議所会館6階ケービックホールで。22人の素人モデルが春夏秋冬のリメーク作品を披露するほか、桐生の技術の紹介コーナーとして“現代の名工”大澤紀代美さんの刺しゅうをプラスしたきもの、帯も発表する。女性デュオ「心音(しのん)」のステージ、小笠原礼法の紹介、抽選会や販売会と盛りだくさんだ。
チケットは前売り1000円、当日1500円。問い合わせは同会事務局(電090・1539・5967)へ。

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