桐生タイムス | 春呼ぶ防犯イベント、末広でホコ天楽しむ

きょうの夕刊

春呼ぶ防犯イベント、末広でホコ天楽しむ

2010-3-1

 春を呼ぶ防犯イベント「末広歩行者天国」が2月28日、JR桐生駅北口と桐生市本町五丁目交差点を結ぶ末広町通りで開かれた。3回目で初めて雨の開幕を迎えた末広ホコ天だが、正午前には雨もやみ、明るい日差しが。通りの表情も天気と一緒で、訪れた市民は雨上がりの目抜き通りをのんびりと散策、安心のまち歩きを満喫した。
 歩く人が主役の防犯イベント「末広歩行者天国」。GーFIVEロードの誕生3周年を祝う今回は、初めて雨の中での開幕となった。
 県警音楽隊やヒーローたちによる防犯パレード(パトロール)は残念ながら中止。桐生市消防署のはしご車の展示や、2015年の公共交通をつくる会のミニトレインなど、人気コーナーも模様眺めと、出はなをくじかれた格好でスタートしたが、正午前に雨がやむと、路上にはいつもの活気が戻った。
 桐生ガスプラザ駐車場には本格的なヒノキの足湯が登場。長崎屋コンコースでは振り込め詐欺実演コーナーが設けられ、市民がその手口を体験。末広パーキング付近では初参加の桐生市消防本部音楽隊が軽快なマーチを演奏。市民団体の各ブースでも趣向をこらした遊びが繰り広げられ、子どもたちの笑い声がこだました。
 イベントは文字通り「雨のち晴れ」。末広町商店街振興組合の今川守理事長は「当初はどうなるかと思ったが、雨が上がると大勢の市民がまちを訪れてくれた。春のイベントとして、今後もGーFIVEや警察、桐生市などと協力して継続していきたい」と抱負を述べていた。

末広商店街の落書き消しスタート

 まちなかの落書きを消そうと、桐生市末広町商店街や高校生、一般市民の有志たちが活動を始めた。2月28日の防犯イベント「末広ホコ天」に合わせてスタートした取り組みで、あいにくの雨にもめげず、集まった約10人が落書きのあるシャッターを磨き、塗料で一新した。
 安全安心のまちづくりを目指す商店街にとって、落書きは長年の悩み。「防犯イベントはいい機会。桐生の玄関口でもある末広町商店街から、まずは行動を起こそう」と、同商店街では有志を募り、落書き消しの準備を進めてきた。
 28日は商店主をはじめ群馬高校生ボランティアクラブの高校生や専門学校生、一般の市民ら有志が参加。雨にぬれた外壁は後日に回し、アーケード下のシャッターの落書き消しに挑んだ。
 三木商店並びの店舗に陣取った参加者らは、塗装業者の坂田幸一さんらから作業手順を学んだ後、ヤスリなどで表面を磨いて下準備。その後、はけやローラーを使って溶剤系の塗料を丁寧に塗り、2時間ほどかけて2店舗分のシャッターを一新した。
 途中、超速戦士GーFIVEのメンバーも作業に協力し、道行く人たちにPRする場面も。
 高校生の小宮山喜美恵さん(沼田女子高校3年)と山田杏奈さん(大間々高校2年)は「作業は大変だけど、まちがきれいになるのは気持ちがいい。今後も協力できれば」と、出来栄えに満足そう。同商店街振興組合では「雨で塗れなかった外壁については後日改めて作業をしたい。地道に活動できれば」と話している。