桐生タイムス | 途上国にめがねを みどり市の小中学校で回収

きょうの夕刊

途上国にめがねを みどり市の小中学校で回収

2010-2-24

 笠懸ライオンズクラブ(本間誠一会長)はこのほど、地元の小・中学校に専用の回収ボックスを置くなどして集めた中古めがね約400個をオーストラリアにあるめがね再生センターに送る作業を行った。今月中に船便で送る予定で、再生された後、発展途上国の人に提供される。
 めがね収集は、日本以外の各国のライオンズクラブ(LC)ではよく行っている活動というが、日本では珍しく、県内では笠懸LCが初めて取り組んだという。
 笠懸LCでは昨年、みどり市教育委員会を通じて同市内の小・中学校に回収箱を置いてもらい、児童・生徒に「家庭内で不用なめがねがあれば協力して」と呼びかけ、秋から12月20日ごろにかけて集めた。
 集まっためがねはケース付きが278個、ケースなしが133個。ほかにレンズだけ、フレームだけという寄贈もあった。
 LCのめがね再生センターは米国内の11カ所のほか、オーストラリアやフランス、南アフリカなどにある。ここで再生された後に途上国に送り、現地の診療所や団体を通じてめがねが必要な人に提供している。2008〜09年度は344万個が収集され、120万個が提供された。
 めがねで容易に矯正できる近視や遠視の人は発展途上国にも数多くいるが、めがねを手に入れるのは容易ではないという。再生めがねは、度が合うものを選んで使ってもらうようにしている。