桐生タイムス | ペットボトル湯たんぽでCO2減らす実験を計画

きょうの夕刊

ペットボトル湯たんぽでCO2減らす実験を計画

2010-2-15

 テレビを消して晩ごはんを食べ、ペットボトル湯たんぽをつくってCO2(二酸化炭素)を減らそうと、JST桐生脱温暖化プロジェクト(宝田恭之プロジェクトリーダー)が子どもたちを対象に実験を計画している。期間は2月26日から3月2日まで。プロジェクト事務局では桐生市教育委員会などを通じ、群馬大学工学部「工学クラブ」の子どもたちにチラシを配布し、参加を促す予定だ。
 同プロジェクトが進める「ぼくたち・わたしたちの大実験」の一環。昨年9月に実施した「虫の声を聞いてCO2をへらそう!」に続く第2弾で、実験の楽しさを親子で味わってもらいながら、地域や学校単位でどれくらいの人が参加し、CO2が減らせたのかをまとめようというもの。
 子どもたちに配布されるチラシには、ペットボトル湯たんぽの作り方や、「テレビを消してごはんを食べたか」「湯たんぽをつくったか」「何日続けたか」など、実験の結果報告を書き込む欄などが印刷されている。
 実験のポイントは「テレビを消して家族そろって食事をする」「ペットボトルを持ってお風呂に入り、お風呂のお湯でペットボトル湯たんぽをつくる」「いつもより1時間早くふとんに入る」といった点。
 同プロジェクトによると、電気・テレビ・暖房を1時間早く消すことで、1家庭当たり約0・4キログラムのCO2削減につながる。加えて「テレビを消してみんなで食事をしたり、ペットボトル湯たんぽをつくることを通じ、思いがけず楽しい暮らしがあることにも気づいてほしい」と、プロジェクトリーダーで群馬大学大学院工学研究科の宝田教授は指摘する。
 前回、消灯して虫の声を聞く実験には261人の児童生徒が参加したが、「今回はより多くの家庭に協力してもらえたら」と、プロジェクトでは期待を込めており、CO2削減量が最も多かった学校に表彰状を手渡す計画だ。