きょうの夕刊
昆虫の森見直し2年目 運営費さらに削減、県予算案
2010-2-6
県は5日、2010年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比0・4%減の6581億3100万円。景気悪化の影響で税収の大幅減(前年度当初比17・9%減)を見込むなど厳しい財政状況にあり、県債と基金に依存して前年度当初並みの予算規模とした。事業見直しの徹底や経費削減を図り、景気・雇用対策や県民生活の安心・安全確保に重点配分した。
桐生地区に関係する主な予算付けは次の通り。
【ぐんま昆虫の森運営費削減】公共施設のあり方検討を踏まえた見直しとして、新里町の昆虫の森運営費を09年度からの4カ年で08年度(約4億3000万円)対比で約55%(約2億3650万円)削減する。09年度は約8900万円(約21%)減の約3億3000万円に抑制し、2年目の10年度は09年度対比で3827万4000円(11・6%)減の2億9264万8000円にする。08年度対比の削減率は約30%、削減額は1億2744万7000円となる。
10年度の主な取り組みは、学校利用説明会の充実、ホタル観察会・夜間観察会の充実、東京・銀座の「ぐんまちゃん家」におけるPRイベント開催、県外の学校関係者などへの普及活動強化、イベント会場誘致などあの手この手で利用者増を図る。
【高校授業料実質無償化】公立高校の授業料無償化に39億9906万2000円(全額国費負担)。全日制1人年額11万8800円、定時制3万2400円が無料になる。私立高校は世帯の収入に応じて支援。年収250万円未満は年額23万7600円、250万円以上350万円未満は17万8200円、350万円以上は11万8800円。助成総額17億2725万5000円は全額国からの交付金。私立高校の入学金についても県単独で助成。年収250万円未満は上限6万円、250万円以上350万円未満は上限3万円。
【高校新卒未就職者支援】就職先未定のまま今春卒業する高校新卒者を県の臨時職員として雇用(最大50人)し、OJTによるスキルアップのほか、就職セミナーやキャリアカウンセリングなど就職に向けた支援を行う。予算約7000万円。
【若者就職支援センター支援】国のモデル事業を引き継いだ県単事業の4年目として、桐生、高崎、沼田の3カ所で若年者の就職やフリーターの正社員化を支援する。予算は3カ所で7121万4000円。
5000人の雇用創出
【雇用創出】景気悪化で離職を余儀なくされた非正規労働者や中高年失業者などに対して、臨時的・短期的なつなぎの就業機会を提供する緊急雇用創出基金事業に66億6000万円。ふるさと雇用再生特別基金事業(13億5000万円)と合わせ、県・市町村事業合計で約5000人の雇用を創出する。
【私鉄支援】私鉄路線を維持し安全運行を確保するため、沿線自治体とともに公的支援を行う。支援額は、わたらせ渓谷鐵道に2177万9000円、上毛電気鉄道に1億548万9000円、上信電鉄に8765万7000円。
【群馬テレビデジタル中継局整備費補助】難視聴対策として、「桐生川内」、「黒保根」など6局の整備費補助に2640万円。今回の整備で群馬テレビ中継局のデジタル化が完了する。

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