きょうの夕刊
銀世界に歓声、市街地で積雪5センチ
2010-2-2
低気圧が通過した影響で、桐生広域は1日午後6時ごろから雪が降り、市街地でも同日深夜までに約5センチ積もった。雪は同日中にやみ、2日朝は晴れたが、早朝の冷え込みで路面が凍結。桐生・大間々両警察署によると、2日朝の通勤時間帯に車のスリップによる物損事故が少なくとも計12件発生したが、けが人はなかった。
桐生市消防本部によると、2日午前7時半ごろ、みどり市大間々町のセキチュー大間々店駐車場で60代男性が転倒して頭を打ったが軽傷。同日午前9時50分ごろ、桐生市東で80代女性が自宅敷地内で転倒し、足の骨を折る重傷を負った。
電線への着雪などで、2日朝はJR両毛線で上下線とも約10分の遅れが生じたほか、上毛電鉄も午前9時ごろまで最大約10分遅れた。東武線は1日に特急りょうもう号下り最終列車が約20分遅れ、
2日午前5時台の上り普通列車も約8分遅れた。わたらせ渓谷鐵道は1日夜に路肩の竹が線路をおおい最大20分遅れたが、2日はほぼ平常運行した。
桐生市立新里東小学校では2日朝、一面の銀世界となった校庭に子どもたちの歓声が響いた。登校後さっそく友達と雪合戦を始めた1年の長沢麻友佳さんは「きのうの夜、窓から雪を見て、すっごいうれしくて跳び上がっちゃった」。同級生の塩谷夏恋さんは「かまくら作りたいな」と、ほおを赤くして雪をかき集めていた。
凍結防止へ深夜の作業
市街地で積雪があったのを受け、桐生広域の土木・建設業者は2日未明から早朝にかけ、幹線道路や学校周辺などの雪かきをしたり、路面に凍結防止剤をまくなどの作業を行い、2日朝の冷え込みに備えた。
県桐生土木事務所によると、桐生・みどり両市の国道と県道では計17業者が作業を実施。両市の主要市道でも担当業者が除雪にあたった。
渡良瀬川にかかる桐生大橋上で2日未明、歩道の凍結防止作業を行った渡辺文彦さん(29)は「日当たりの悪い道は凍って危ない。市民が安全に通勤や通学ができれば」と、市民が寝静まった夜に黙々とスコップを振り続けた。

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