桐生タイムス | 「お試し暮らし」 桐生市が移住・定住促進で新事業

きょうの夕刊

「お試し暮らし」 桐生市が移住・定住促進で新事業

2010-1-30

 桐生市は、好調な移住・定住促進策にさらに弾みをつけようと、いなか暮らしに関心を持つ人たちを対象に、試しに桐生に住んでもらう新企画「桐生市お試し暮らし事業」を2月からスタートさせる。市民の協力を得て空き家や空き部屋を「お試し暮らし住宅」として有料で提供し、短期間ではあるが実際に住んでもらって桐生への興味や関心を持ってもらい、移住・定住につなげていくことがねらい。
 同事業は今月作製した、まちなか居住推進のPR用地図「桐生市まちいなか暮らしのススメ」と同様に県の地域力向上事業の補助を受け、市民と行政が協働でまちなか居住の課題の調査、研究を行い、まとめた提言書に盛り込まれたもの。
 「お試し暮らし住宅」として用意したのは、広沢町と織姫町に各1カ所。1泊2日から13泊14日の間で1泊2日1000円から1500円と安価に提供。
 それだけに、利用対象者は桐生に移住を考えている人で、申し込み書類を審査し、利用を決定する。観光目的の人などには貸し出さない。
 市は移住・定住促進策のひとつとして市ホームページに「空き家・空き地バンク」を開設し、主に都会の人たちをターゲットに情報を発信。昨年一年間の成約件数は12件と同バンクを開設した2006年以降で最高の数字を記録した。
 当面2軒の住宅で事業を進めていくが、担当の観光交流課では「利用状況をみながら、充実させるべき部分には充実をさせていきたい」と話していた。