きょうの夕刊
みどり市も救助犬協定、桐生に続き県内2例目
2010-1-19
みどり市は18日、NPO法人「災害救助犬ネットワーク」(本部富山市、西坂直樹理事長)と災害救助犬の出動協定を締結した。市内での災害発生時に市の要請に応じて同NPOが救助犬を派遣する場合、被災者の捜索や救助がより円滑に行えるよう両者が事前の取り決めを結ぶもの。県内で同NPOと同協定を結ぶのは2007年12月の桐生市に続き2例目となる。
同協定の締結で、災害救助犬の運搬車を緊急車両に準じた扱いで被災地に入りやすくするほか、地元の防災関係者と連携して活動できるなど、よりスムーズな人命救助活動が期待される。
同NPOは、阪神淡路大震災など国内外の災害で活動実績のある救助犬訓練士らでつくる市民団体。1995年に活動をはじめ、2007年にNPO法人を設立した国内での災害救助犬活動の先駆的存在として知られる。
現在は24都府県に103人の会員がおり、専門的な訓練を受けた認定救助犬は45匹。群馬県内に会員と救助犬はいないものの、被災地から派遣要請を受けた場合、栃木県小山市など近隣から会員と救助犬が駆けつける態勢をとる。
同市役所笠懸庁舎で行われた締結式には、西坂理事長のほか近隣県中心の会員7人と、ミニチュアシュナウザー1匹、シェパード2匹の救助犬3匹が出席し、石原条市長と西坂理事長が協定書に署名して握手を交わした。
石原市長は「災害はないのが一番だが、いつ起きるか分からない。みなさんが活動しやすい環境を整えたい」とあいさつ。西坂理事長は「活動を理解いただきうれしく思う。全国の有志たちが手弁当で一生懸命やっている。一人でも多くの人を救えるよう努力したい」と抱負を語った。
また同日、同市職員からの寄付金5万7千円が活動資金として同NPOに贈られた。

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