きょうの夕刊
定住促進策が好評、桐生市「空き家・空き地バンク」
2010-1-19
桐生市が定住促進策の一環として都会や市外からの移住などを希望する人たちに向け、市ホームページ(HP)に開設している「空き家・空き地バンク」で昨年一年間の成約件数は同事業開始から過去最高の12件に達した。登録物件も18日現在で50件を超え、「借りたい・貸したい」側からの問い合わせも多い。担当の市産業経済部観光交流課は「だんだん浸透してきたかなと思うが、それにしても予想以上の実績」と同事業の好調ぶりに手ごたえを感じている。
桐生市では田舎ぐらしに興味を持つ都会などの人をターゲットに、移住や定住を促進するため、さまざまな情報をHPで発信しているが、「空き家・空き地バンク」もそのひとつ。2006年から掲載を開始した。
開始当初は引き合いもあまりなかったが、機構改革で観光交流課を設置し、同バンクに本腰を入れた08年度から、問い合わせも多くなり、成約するケースも出てきた。
同年秋から、それまで対象としていた梅田・川内地区に加え、まちなか定住促進に力を入れようと、空き家の登録対象を全市域に拡大・充実させた。この効果で「貸したい」登録物件も増加。
貸したい物件情報が入ると同課職員が調査。バンク掲載にあたってはセールスポイントをまとめたり、写真も工夫するなどして紹介。こうしたことも受けて成約が増えていることも考えられる。
昨年一年間の12件を加えたトータルの成約件数は18件。地域別に見ると川内、梅田がそれぞれ4件、菱が3件、相生が2件などとなっている。借り手の地域を見ると東京など県外の人が4件、前橋など県内の人が9件、桐生市内の人が借りた件数が5件となった。
この実績が他の自治体の間でも評判をよび、最近では手法などについての問い合わせも増加中。観光交流課は「順調に推移している現状を今後も継続させていきたい」と話している。

ホーム
HOME
前のページへ