桐生タイムス | 菱町の雨乞山で火災

きょうの夕刊

菱町の雨乞山で火災

2010-1-18

 16日午後3時ごろ、桐生市菱町一丁目の雨乞(あまごい)山(標高202メートル)の中腹で林野火災があり、南側斜面の下草や立木など約3860平方メートルを焼失、市消防本部が17日午前9時に鎮火を確認した。関係者によると、山中で数人で遊んでいた子どもがライターで火をつけたポップコーンを落とし、消そうとしたが、枯れ葉などに燃え移ったといい、桐生署が詳しく調べている。けが人や建物への延焼はなかった。
 119番通報を受けた同本部と市消防団に加え、隣接する足利市消防本部と同市消防団も応援出動し、ふもとの消火栓から人海戦術で上げたポンプや背負い式水のうなどで消火活動を展開。午後4時前から県防災ヘリが上空から計10回、約4700リットルを散水し、火勢鎮圧を図った。
 16日午後4時40分ごろ延焼を食い止めたが、同日中には鎮火に至らず、夜間の巡視を経て17日午前7時から消火を再開。9時に鎮火を確認した。
 火災当時は最大瞬間13メートル(気象庁調べ)の強い北北西の風が吹き続け、あおられた火が落ち葉や立木へ燃え広がり、消火活動は難航した。
 雨乞山は桐生川にかかる小沼橋の北側、城ノ岡団地の南東側にある山。気象庁によると、桐生地区の降水量は今月に入り、12日に0・5ミリを観測しただけで、ほとんど雨が降っていない。