桐生タイムス | みどり市環境計画素案 「環境共生都市」目指す

きょうの夕刊

みどり市環境計画素案 「環境共生都市」目指す

2010-1-13

 みどり市は13日までに、来年度以降8年間にわたる環境施策の方向性を定めた環境基本計画の素案を公表した。県内最低水準のごみリサイクル率などの“劣等生”ぶりを返上し、環境共生都市を目指すための指針や具体策などを盛り込んだもの。重点施策として「ごみ減量化と不法投棄対策」などの4点を掲げた。市は現在、同案について市民から意見を募集中で、それらを踏まえて年度内の計画策定を目指す。
 環境基本計画は、各種調査結果などをもとに環境面での市の特徴と課題をまとめ、2017年度までの計画目標や、その実現に向けた重点施策、環境配慮指針などを定めたものだ。
 素案では、目指すべき環境像を「輝く明日へ豊かなみどり、歴史と伝統を育む環境共生都市」と説明。「森林や農地の保全活用」「ごみ減量化と不法投棄対策」「まち美化」「人材育成と地域の連帯感」を重点施策に掲げた。
 このうち、ごみ減量化については、リサイクル率7・9%(06年度)が県内38市町村中36位、市民1人1日当たりごみ排出量の少なさが同31位(同)、事業系ごみが同34位(同)と、いずれも県内最低水準にとどまっていると課題を指摘した。
 市は改善策として資源ごみ回収団体奨励金や生ごみ処理機購入補助などの既存制度のほか、学校給食食べ残しの肥料・飼料化、ごみ組成分析、ごみ出し分別ルールなどを徹底し、市民や事業者とともに発生抑制と減量化に取り組むとした。
 また市に寄せられる公害苦情が最も多かった不法投棄も重要課題とした。不法投棄が多い場所を「重点監視区域」に指定し、環境保健委員(環境保全推進員)が監視活動を行い、悪質なケースが続く場合は監視カメラ導入も検討するとした。
 素案は18日(平日の午前8時半〜午後5時15分)まで、同市役所笠懸庁舎2階の広域調整室か、大間々・東・水道各庁舎総務課で閲覧できる。市ホームページ(http://www.city.midori.gunma.jp/public/kan_keikaku.html)
でもダウンロード可能だ。
 意見募集の対象は、市内在住・在勤・在学の人か、市内に事務所や事業所がある個人や法人、団体など。意見を提出したい人は、名前・住所・年齢・電話番号と意見・提言を記入し、持参か郵送、ファクス、電子メールで提出する。
 問い合わせは市広域調整室(電76・0959、ファクス76・2449、メールkouiki@city.midori.gunma.jp)へ。