桐生タイムス | 穏やかに新年 泉龍院厄除け大祭で無病息災願う

きょうの夕刊

穏やかに新年 泉龍院厄除け大祭で無病息災願う

2010-1-4

 2010年が開幕した。桐生広域の今年の正月は、県北部など各地で大雪となった元日をはじめ最低気温が平年を下回る冷え込みとなったものの、2、3日は最高気温が10度を超える穏やかな冬晴れで、大きな事件や事故もなく、静かな新年のスタートとなった。
 桐生市菱町二丁目の泉龍院(大澤弘之住職)では4日、元日から続く恒例の厄除(よ)け大祭がピークを迎え、新年の厄除けや無病息災などを祈る参拝客でごった返した。
 薬師如来を本尊に祭る「厄除け薬師」として名高い同寺。大祭はかつては4日だけだったが、現在は元日から4日間通して開かれ、首都圏などからも含め例年5万人前後が訪れるという。
 今年は警官と桐生交通安全協会第17支部の約30人が警備にあたり、延べ90人の檀家(だんか)が手伝う中、間断なく訪れる厄除け祈願の人々を前に、僧侶5人で1日40回近く祈とうが繰り返された。
 毎年参拝しているという同市東二丁目の会社員、横塚明久さん(57)は「鉄工関係の仕事だが、昨年来の円高で厳しい。業績回復には『神頼み』しかないです」と苦笑。同市浜松町の自営業の女性(59)と長女(32)の母娘は「2人とも厄年。家族の健康が第一だけど、今年は仕事も上向いてほしい」と話していた。