桐生タイムス | 女性に対する職業観 仕事より育児優先?

きょうの夕刊

女性に対する職業観 仕事より育児優先?

2009-12-30

 女性は子どもができたら職業をやめ、子どもが大きくなったら再び職業を持つべきー。そう考える市民の割合が国の調査結果を大きく上回っていることが、みどり市の実施した「男女共同参画に関する意識調査」で浮き彫りになった。
 同調査は、同市が今年度策定している男女共同参画プランの基礎資料として実施したもの。無作為抽出した18歳以上の市民2000人に郵送で行い、1088人(54・4%)から回答を得た。
 女性が職業をもつことについての考えを聞く質問では、「子どもができたら職業をやめ、大きくなったら再び職業をもつ方がよい」が46・3%でトップ。「子どもができても、ずっと職業を続ける方がよい」は28・7%にとどまった。
 同設問の国調査は逆に「子どもができたら職業をやめ—」が33・0%にとどまり、「子どもができても職業を続ける—」が43・4%でトップとなるなど正反対の結果が出ている。
 市調査を性別でみると、「子どもができたら職業をやめ—」の回答割合は女性51・4%、男性40・2%。女性が男性を上回っている。一方、「子どもができても職業を続ける—」は女性27・5%、男性30・4%と逆の結果となった。
 性別年代別では、女性の年代が上がるにつれて「子どもができたら職業をやめ—」の回答割合が高まっている。逆に「子どもができても職業を続ける—」の回答割合は、40・50歳代の男性が40〜50%で他年代に比べて高くなっている。
 市は同調査のまとめとして「本市は子育てのために仕事をいったんやめて、子育てが一段落したら再就職を望む割合が高いことから、女性の再就職支援の強化とともに、就労を継続できるよう、育児・介護休業制度の普及・利用を促す必要がある」としている。