桐生タイムス | 中学生も“花園”へ 地元ラグビースクールから11人

きょうの夕刊

中学生も“花園”へ 地元ラグビースクールから11人

2009-12-28

 高校ラグビーの聖地である大阪・花園ラグビー場で29、31日に開かれる中学生の全国大会「第15回全国ジュニアラグビー大会」に、桐生・伊勢崎両地区合同の地元スクール生11人を含む群馬県スクール選抜が2年連続で出場する。鉄壁のディフェンスは今年も健在。ロースコアの接戦に持ち込む伝統の粘り強さで、悲願の初優勝を狙う。
 同大会は、全国の地区予選を勝ち抜いた16都府県・地域選抜チームが、第1、第2ブロックに分かれて各8チームで優勝を争う。会場が同じ全国高校大会の空き日程を使い、29日に1・2回戦を、同31日に決勝や3位決定戦、敗者戦を行う。
 群馬県スクール選抜は、県内の4スクール・クラブに所属する中学3年生22人の混成チーム。このうち半数の11人を、桐生・伊勢崎両地区を活動拠点とする「シルクスラグビースクール」(星野勝校長)のメンバーが占める。
 今年のチームは、ラグビー理解度の高い選手がそろっているのが特徴。「1試合3トライ以上は許さない」という伝統の堅守に加え、選手個々の能力の高さは強豪相手にも引けを取らない。
 地区予選を兼ねて10、11月に行われた東日本大会(スクールの部)では、長野、栃木、岩手を次々に破って上位進出。優勝した東京には4点差で敗れ惜しくも決勝進出はならなかったが、3位決定戦で新潟に快勝して全国大会出場を決めた。
 全国大会は第2ブロックに出場。29日の愛媛県選抜との初戦に勝てば、準決勝で愛知県中学校選抜と東北中学校選抜の勝者と戦う。31日の決勝は午前10時半キックオフの予定だ。
 前回大会は優勝した京都中学校選抜と初戦で対戦。大接戦の末に終盤逆転され10—15で敗れたものの、全国の強豪と互角の戦いを演じた。今回も昨年に続き戦力が充実しているだけに、悲願の優勝へ関係者の期待は高まる。
 コーチとして選抜チームに帯同するシルクスの星野校長は「選手の能力は申し分ない。あとはチームとしてのまとまり。声を出し続けられるか、気持ちを前に出せるか。大舞台で力を出し切ってほしい」とエールを送る。
 中学からラグビーを始めて3年足らずで選抜入りした山嵜豊君(桜木中3年)は「予選で東日本優勝の東京都スクール選抜と接戦(トライ数2対2)して自信がついた。全国でも力負けせずにトライを取りたい」と抱負を語る。