桐生タイムス | また全焼火災 錦町二で住宅など2棟

きょうの夕刊

また全焼火災 錦町二で住宅など2棟

2009-12-19

 18日午後6時ごろ、桐生市錦町二丁目9の23、内装業、乙幡安茂さん(70)方から出火、木造平屋建ての住宅(約66平方メートル)と隣接の作業場(約33平方メートル)を全焼し、約1時間半後に消し止められた。乙幡さんの妻(61)が左わき腹と左腕にやけどを負い、病院へ運ばれたが、症状は比較的軽いという。桐生署と市消防本部が詳しい出火原因を調べている。
 同署によると、乙幡さん方は4人暮らしで、出火当時は妻が1人で家にいた。消防などによると、妻が居間の灯油ストーブに点火した際、火が洗濯物に燃え移り、消火を試みたところ、着ていた衣服にも燃え移ったらしい。
 出火直後、上半身裸の状態で屋外でうずくまっている妻を帰宅中の市職員の男性が発見し、コートをかけた。近くに住む男性市議も悲鳴のような声を聞いて駆けつけ、上着を貸したという。
 現場は桐生職業安定所の裏手。

冷え込みで暖房使う機会増 「火の元に十分注意を」

 今月に入り、桐生市内で住宅の全焼火災が続発している。9日夜に浜松町一丁目で空き家など3棟を焼失したのに続き、翌10日夜には広沢町二丁目のひとり暮らし宅、16日昼には相生町二丁目で留守中の民家がそれぞれ全焼した。
 出火原因を調べている桐生署と市消防本部によると、4件とも事件性は低いといい、いずれも建物内部から出火したとみられる。
 同本部の幹部は「ここにきて急激に冷え込む日が続き、暖房を使う機会が増えている。火の元には十分注意してほしい」と呼びかけている。