桐生タイムス | 桐生市のごみ袋統一 4月スタート困難に

きょうの夕刊

桐生市のごみ袋統一 4月スタート困難に

2009-12-5

 桐生市のごみ袋統一問題について桐生市議会の教育民生委員会(相沢崇文委員長)が4日開かれ、八木計二副市長が出席し、記名欄を設けた市名入りの指定袋導入に理解を求めたが、委員からは多くの異論が噴出、さらに「議員全員の意見集約ができていない」と全員協議会を求める声も出た。市は最速で来年4月からの導入を予定していたが、議会との話し合いは平行線で、同月からの実施は困難な状況となった。
 先月10日に示された基本方針は、袋については市名入りの指定袋とし、記名欄を設ける。ただ、記名については記入は推奨するが、当分の間は任意とし、自治会等の事情を考慮しながら理解と協力を求める、という内容。
 導入方式は袋の価格上昇を抑えられる可能性のある認定方式を採用。これは、市が指定する条件に適合する袋をごみ袋製造業者に自由に製造販売してもらうというもの。導入に向けた基本方針は11月10日の同委員会で示されたが、異論や反対意見が続出。このときも全協開催を求める声があったが、八木副市長が出席して再度の委員会開催となった。
 副市長は、市民のごみ減量に対する意識の高揚などに加え、新里・黒保根との合併協議での「段階的に調整していく」との合意事項をあげ、「まずは新里、黒保根と約束したことを実行していく」と袋統一の目的などを説明し、理解を求めた。
 協議は先月10日同様、平行線。委員からは賛成意見もあれば、市名入りの記名でなく、現在の旧桐生市の透明、白の半透明に統一すればいいではないか」との異論や強硬な反対意見も出た。
 市が11月の時点で描いていたスケジュールは12月中に市廃棄物減量等推進審議会へ諮問し、年内答申を受け、その後約3カ月の袋製造のための期間を経て、4月から実施というもの。
 すでに同スケジュールはずれこんでおり、4月からの実施は困難な状況。八木副市長も同委で「現段階ではできる限り早くとしかいえない」との考えを示していた。
 今後、全員協議会を開くにしても協議は平行線をたどることが見込まれ、桐生市のごみ袋統一問題がどう決着していくのか先行きは不透明だ。