桐生タイムス | 愛あふれる布の絵本 第6回全国コンクール開幕

きょうの夕刊

愛あふれる布の絵本 第6回全国コンクール開幕

2009-12-4

 第6回手づくり布の絵本全国コンクール「布地は母親の肌につぐ第2の出合い」が4日、桐生市本町二丁目の有鄰館煉瓦蔵で始まった。全国各地から集まったアイデアと、子どもへの愛あふれる作品61点がレンガの蔵をにぎやかに彩っている。
 同コンクールは「布の絵本の原材料になる織物の産地でコンクールを開きたい」との思いで1999年にスタート。2年に1度のペースで開かれ第5回から有鄰館に会場を移して開かれている。
 今回のコンクールには北は北海道から南は長崎まで61作品が集結。原作つきの物語や地域の民話を題材としたもの、オリジナルのストーリー、また、名所地図やぬいぐるみ付きのユニークな作品など力作がそろい、審査員を悩ませた。
 審査の結果、最優秀賞「織物のまち大賞」は、広島県の夢プラン「健康ふちゅう21」椿と民話グループが町の昔話を題材に制作した「ささらが池」が獲得。また、技術賞「織姫賞」には北海道の石狩市民図書館ボランティアサークル布の絵本にじの「サメの神さま」が、アイデア賞「空想の翼賞」には長崎県の手づくり布のおもちゃ・絵本の市民ボランティア・ゆりの会の「電車でGO!—長崎よかとこめぐり—」がそれぞれ選ばれた。
 展示は6日まで(午前10時〜午後5時)。煉瓦蔵では布の小物作りが楽しめるワークショップや読み聞かせを随時開催。また、塩蔵では手工芸品が並ぶ「クラフト・バザール」が、煉瓦蔵入り口では模擬店も開かれている。
 そのほかの入賞作品は次のとおり。(敬称略)
 ▽織物協同組合理事賞・江原毅賞=「きつねの井戸 香芝の民話」サークルラ・ボ(奈良県)▽審査員賞・新井淳一賞=「日高の民話 弱虫の末太郎」ポコ・ア・ポコ(埼玉県)▽審査員賞・新井リコ賞=「こどもサンタ」小田智子(新潟県)▽審査員賞・久保田恵美子賞「ためいきのはな」布の絵本作成ボランティアしらおかくらぶ(埼玉県)▽教育長賞=「広沢の名所」桐婦連広沢婦人会(桐生市広沢町)▽奨励賞=「雨の日のふたりしんくんとのんちゃん」甲賀市設楽図書館布絵本製作ボランティアもめん(滋賀県)▽新人賞=「ふるさとは昆虫の森」石原淳子(みどり市)