桐生タイムス | 中沢純が新人王へ挑戦 キックボクシングウエルター級

きょうの夕刊

中沢純が新人王へ挑戦 キックボクシングウエルター級

2009-11-27

 新人王誕生なるか—。マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟主催の「ブレイク・スルー—14〜突破口〜チャンピオンカーニバルシップpart2」の新人王トーナメントウエルター級決勝戦が12月4日、東京後楽園ホールで行われる。期待の新人でワイルドシーサー太田支部所属の中沢純(20)=桐生市梅田町、体重66キロ=がタイトルを懸けて挑戦する。昨年10月の負傷から約10カ月のブランクを経て再起を懸けてリングに上り、2戦すべてKO勝ちできた。得意のローキックを武器に「負ける気はしない。KO勝ちしたい。将来はK—1世界チャンピオンになりたい」と意気込む。
 中沢は梅田南小、梅田中出身。小5のとき、「テレビでK—1を見て、ピーター・アーツのようなヘビー級チャンピオンになれるかな」と思い、キックボクシングの世界へ。西久方町の阿聞會で17歳まで修行し、世界を夢見てワイルドシーサー太田支部(太田市植木野町)へ移籍した。
 現在は父孝久さんの経営する中沢建具店(梅田町二丁目)で仕事をしながらジムに通う。ジムではムエタイの元世界チャンピオンや元世界ランカーのコーチを受けながら厳しいトレーニングをこなす日々が続く。
 「日によって異なりますが、正直キツイです。根性がないとできません。脱落者も多い」と中沢。ハードな練習をこなすパワーの源は「自分にはこれしかないし、格闘技が楽しい。そしてビッグになりたい。また地元の応援してくれる人に対してプロとしての責任もあります」と語る。
 中沢は晴れて18歳でプロテストに合格、デビュー戦で1勝して順調にプロ生活をスタートさせたが、昨年の新人トーナメントで手痛い敗戦を経験した。「相手は結果的に優勝者だったんですが、2発もらってしまい、ツーノックダウンで負けました。ガードが甘かった。ショックでした」と振り返る。
 さらに追い打ちをかける出来事が。ジムでスパーリング時にけがをし、あごの骨を折った。「1カ月半、米をかむこともできず、点滴をされ、あごには金具を着けた状態が続きました。筋肉も落ち、体重も61キロに落ちた」という。