桐生タイムス | 新型インフルのワクチン接種 妊婦スタート

きょうの夕刊

新型インフルのワクチン接種 妊婦スタート

2009-11-18

 妊婦や持病のある人への新型インフルエンザのワクチン接種が桐生地域でも始まった。
 17日にワクチンが届いたという産婦人科のたかのす診療所(桐生市川内町二丁目)ではさっそく18日から接種を始めた。ただ、「届いたワクチンはまだ40人分。希望した本数の一部でしかない」と山口典利院長。接種する順番は予約や検診などを考慮して行う予定という。
 検診とともにワクチン接種に訪れた妊娠5カ月の女性(36)は「初めての出産です。今まで(の年)は季節性インフルエンザのワクチンもしていなかったけれど、いろいろ騒がれているので今年は接種しました。新型(インフルエンザ)のワクチンもきょう接種してもらえるので、とりあえず一安心です」と話していた。
 なお、医療従事者用のワクチンは「まだ全員分は届いていない」(山口医師)そうで、優先接種の対象者ですら、希望者の全員分がそろって配布されたわけではないという。
 妊婦や持病のある人に次いで接種が始まるのは「1〜6歳児」「小学校1〜3年生」で、ワクチン配布を仕切っている県では「12月上旬から」としているが、対象者全員分が一度に配布されるとは限らないという。

県が「インフル警報」

 県は17日、1医療機関の1週間(11月9〜15日)のインフルエンザ患者数が前の週から7・54人増えて34・46人となったことから、「流行警報」を発令した。「患者数30人」を超えると警報となり、県レベルで「患者数30人」を超えたのは今年1月末以来で今季初。ほとんどが新型とみられるという。県では一層の注意を呼びかけている。
 なお、桐生地区(桐生・みどり市)では、すでに10月26日から11月1日までの1週間で30・10人、11月2日から8日までの1週間で30・90人となり、警報レベルを超えていた。11月9〜15日の1週間はさらに増えて39・60人となった。