きょうの夕刊
動物園クモザル舎池の浄化作戦 地元の人材・製品活用
2009-11-17
連合群馬桐生地域協議会(飯野光久議長)は、学習を進めてきた環境問題への取り組みとして市内の観光スポット、桐生が岡動物園のクモザル舎池の浄化作戦に乗り出した。桐生地協が掲げる地域貢献のひとつでもある。桐生市在住の群馬工業高等専門学校・小島昭特命教授の協力を得て炭素繊維で水質浄化を図る。16日には小島特命教授を招いての事前勉強会を開いて学習。28日にはクモザル舎に浄化材を設置する。桐生地協の小島隆幸事務局長は「桐生の人材、製品で桐生の人気施設の課題解決を図ることに意味がある」と今回の取り組みの意義を話す。
連合群馬桐生地協は、地域社会への貢献として、ぐんまふれあいフェスティバルin桐生や愛のカンパ、労働相談などさまざまな事業を展開。環境問題についてはこれまでセミナーを開き、学習を進めてきたが、「学習にとどまらず、実践し、地域貢献していこう」と今回の浄化作戦を桐生地区労働者福祉協議会との共同で実施することを決めた。
クモザル舎は今春完成したもので、クモザルが水を極端に嫌う性質を利用し、樹木に見立てた支柱の下には池を設置。このことで、周囲をオリで囲わなくても、逃げないようにした。周囲におりがなく、よく観察できることから来園者の人気を集めている。
浄化に取り組む池は、クモザルの排せつ物で汚れやすいという状況があり、「きれいな状態で見てもらいたい」という市側と一致。炭素繊維による水質浄化材を開発した小島特命教授の協力を得て、準備を進めてきた。
16日は事前勉強会を開き、50人ほどが参加。小島特命教授から水質の話を聞いたり、クモザル舎池の水質を調べたりした。28日は、桐生市内でつくられた炭素繊維を中心に、池の中に10個の浄化材を設置する予定だ。

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