きょうの夕刊
ごみ袋統一で桐生市が方針
2009-11-11
桐生市は10日、懸案となっていたごみ袋統一問題について「市名入りの指定袋とし、記名欄を設ける」とする統一指定袋の導入方針を市議会教育民生委員会(相沢崇文委員長)に示した。実施時期については最速で来年4月を予定している。ただ、同方針に対する同委での協議で、賛意を示す意見はあったが、異論や「説明が十分でない」との意見もあり、市議会全員協議会に舞台を移して再度、協議することとなった。
現在、桐生市では旧桐生市は透明または白の半透明を指定袋、新里町と黒保根町は町名入り、記名式の指定袋を使用している。同一市に三つの袋が混在していることの解消、ごみ減量の意識付けなどを目的とした記名式の指定袋導入を2008年に計画したが、市議会から「市民からの意見聴取が不十分」などの指摘を受け、棚上げとなった。
その後、市は昨年11月から今年2月にかけて、「ごみ袋の統一に関する説明会を開き、市民の意見を聞き、統一の方針についてまとめてきたもの。
示された基本方針は、袋については市名入りの指定袋とし、記名欄を設ける。ただ、記名については記入は推奨するが、当分の間は任意とし、自治会等の事情を考慮しながら、理解と協力をお願いしていく、という内容。
また、導入目的は㈰ごみ排出の意識付け㈪市内3地区で異なるごみ袋を統一し、桐生市民としての一体性を確保する㈫市外からのごみのポイ捨て抑止を図る│などを挙げた。
導入方式は袋の価格上昇を抑えられる可能性のある認定方式を採用。これは、市が指定する条件に適合する袋をごみ袋製造業者に自由に製造販売してもらうというもの。
このほか、「ごみ袋の統一は(ごみの)有料化を意図するものではない」「記名欄については桐生市でも番号制を導入しているところがあり、みどり市や新里・黒保根地区でも定着している」ことを加えた。導入スケジュールとしては、今後、市廃棄物減量等推進審議会に諮問し、年内答申、その後、3カ月の製造期間をとり、早ければ来年4月の実施を示した。
これに対して、委員から、「記名式で(ごみ減量などに)効果がある」「いい案をまとめてもらった」など賛意を示す意見もあったが、「袋の統一だけでごみは減らない。減らすなら分別の徹底」「記名には相当の抵抗がある」などの異論もあり、全員協議会で再度、説明、議論が展開されることになった。

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