桐生タイムス | 桐生・みどり市長会議で「合併まだ難しい」

きょうの夕刊

桐生・みどり市長会議で「合併まだ難しい」

2009-11-10

 桐生・みどり両市長が定期的に両市の連携策を探る「桐生・みどり連携推進市長会議」の第6回会合が9日、みどり市笠懸庁舎で行われた。両市長は会議後の会見で、両市民の一体感の醸成は順調に進んでいるとの見方を示す一方、両市合併の機運醸成については「まだ難しい部分がある」(亀山豊文桐生市長)、「凪(なぎ)という表現になるかと思う」(石原条みどり市長)などと慎重な発言が相次いだ。
 同市長会議は、飛び地合併の弊害を解消するための連携強化策を探ろうと、2007年11月に発足。今年6月の第5回会合までに7項目44事業を掲げ、両市間の連携交流を進めている。
 会議終了後の会見で両市長は、両市の一体感醸成と合併の機運醸成がどの程度進んでいるか、との質問に答えた。
 亀山桐生市長は「両市民の一体感の醸成は順調に進んでいると思っている。ただ合併となるとデリケートで発言が難しい。市民の一体感は出てきたと感じるが、合併の機運醸成となると、まだ難しい部分がある」との認識を示した。
 石原みどり市長も「亀山市長と同じく、一体感の醸成は進んでいると思うが、合併(の機運醸成)は凪という表現になるかと思う」「ここぞという時の準備を整える場がこの会議。その先に将来があると感じている」と述べた。
 また石原市長は来春のみどり市長選に絡んで「年末か年初くらいには次のマニフェスト(公約集)を発表したい」とも発言。すでに9月市議会で「まだ1期、途中で終わりにするわけにはいかない」と述べており、再選出馬が確実視されている。
 今回の会議で新たな連携交流事業に掲げられた3事業は次の通り。
 ▽「赤ちゃんの駅」設置=おむつ交換や授乳ができる場所を公共施設などに設置し、民間施設にも協力依頼する。地域ぐるみで子育てを応援するのが狙い。市内50カ所を目標に、来年度の設置を目指す
 ▽障害者のための社会資源マップ作製=障害者が活用できる両市内の施設や活動の場をまとめたマップ・一覧表の作製を検討する
 ▽教職員研修の相互受け入れ=両市の教育研究所で開催している各種研修・講座で教職員の相互受け入れを行う