きょうの夕刊
230キロ旅の途中に遭難したハトを救出
2009-11-5
5日朝、桐生市相生町五丁目の自動車整備会社「丸中自動車」の洗車場軒にハトが宙づりになっているのを経営者の中嶋孝一さん(59)が発見、消防のはしご車が出動して救出する一幕があった。
ハトは整備工場に隣接する洗車場軒(地上約6メートル)の柱と配管のすき間に足をはさみ、抜けずにいた。中嶋さんによると、初めは工場の天井にすみついている野バトではないかと思っていたが、保護されたハトの足には鑑札が付いていた。そこに記載されていた連絡先から、宮城県角田市に住む男性が飼っている伝書バトと分かった。
所有者の男性によると、10月28日に埼玉県加須市で行われた伝書バトレース(同市—角田市間約230キロ)に参加した33羽のうち、保護されたハトを含め5羽が帰ってこなかった。猛禽(もうきん)類などに追われ、方向判断がつかなくなり、はぐれてしまったらしい。
ハトははさまった足から出血していたが、比較的元気そうにしていた。所有者は業者に依頼して6日に引き取りに行くことにしており、“迷子”から9日ぶりに“生還”することになる。

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