桐生タイムス | みどり市の「電話でバス」 子ども料金を設定

きょうの夕刊

みどり市の「電話でバス」 子ども料金を設定

2009-10-22

 みどり市が今年3月から大間々・笠懸両町を対象に運行している、利用者の電話予約に応じてバス停間を結ぶ乗り合いバス「電話でバス」。運行開始から半年後の見直し作業の一環として、同市は11月1日から、小学生以下の運賃を通常の半額とする子ども料金を設定、大間々町内にバス停を18カ所増やす。乗客数は半年間で2割増えたものの、9月現在で1日平均83・1人にとどまっており、市は今回の見直しを含め同制度のPRを強化して利用拡大を目指す。
 同バスは定時・定路線と違い、対象地域に置かれたバス停の中から、乗る場所と降りる場所を電話予約で指定して利用するもの。同方向の利用者がいる場合は乗り合いとなる。
 まず予約センターに電話して、乗るバス停と降りるバス停、乗りたい時刻、乗る人数を告げると、乗るバス停にバスが到着する時刻をセンターが教えてくれる仕組みだ。
 運賃は1回300円。笠懸町全域と福岡大橋以南の大間々町、桐生市を「第1地域」、大間々町全域を「第2地域」とし、両地域をまたがって移動する場合は400円となる。
 今回の見直しでは11月1日から、子ども料金として小学生以下の運賃を従来の半額に設定。バス停も大間々町上神梅・塩原、桐原・大間々一丁目などに18カ所を新設し、約200カ所に増やす。
 また従来の10人乗りワゴン車3台による運行体制を見直し。車いす対応の10人乗りワゴン車1台を増やして体制を強化する。
 4〜9月の運行状況をみると、1日平均乗客数は4月67・8人、5月71・0人、6月75・1人、7月75・7人、8月78・1人、9月83・1人。4〜9月で22・6%増となったものの、定時・定路線時代の100人前後を下回っている。
PRで利用拡大図る
 市は「徐々に増えているとはいえ低水準。潜在的な需要はもっとあるはず。今回の見直しをきっかけに制度のPRを強化して利用拡大を図りたい」(赤石俊雄市長公室長)としている。 
 同バスは年中無休で、運行時間は午前8時半から午後6時半まで。電話予約の受け付けはすべて当日のみで、午前8時から午後5時半まで。市民に限らず、だれでも利用できる。
 市は車両4台を運行委託先の赤城観光自動車(みどり市大間々町)に無償貸与。同社が道路運送法に基づく一般乗合旅客自動車運送事業の許可を得て運行している。
 予約受け付けは予約センター(電0277・72・0011)へ。制度の問い合わせは市笠懸庁舎企画課(電0277・76・0962)へ。