桐生タイムス | 県が新型インフルエンザ流行注意報発令

きょうの夕刊

県が新型インフルエンザ流行注意報発令

2009-10-21

 県保健予防課は20日、新型インフルエンザ流行注意報を発令した。インフルエンザ患者数が注意報発令基準の「1週間の1医療機関当たり10人超」となったためで、患者のほとんどは「新型」とみられるという。10月の注意報発令は異例だ。また、県新型インフルエンザ対策本部は同日、「県民の皆様へのメッセージ」を発表。「手洗いやうがいを心がけて」「せきやくしゃみが出る方はマスクの着用を」などと呼びかけている。学校での集団感染もさらに広がり、桐生市、みどり市では20日時点で12の公立小・中学校が学級閉鎖(学年閉鎖を含む)をしている。
 感染症について県は、県内の100医療機関からの報告者数を週単位(月〜日曜)でまとめている。それによると、1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は、県全体で10月5〜11日が6・48人だったが、10月12〜18日は11・24人と4・76人も増えた。
 県内11の保健所管内別にみると、最も多いのは渋川で22・50人、次いで藤岡の15・67人、西部(高崎市、安中市)の13・00人。桐生(桐生市、みどり市)は前の週の9・50人から0・70人増えて10・20人。前橋、伊勢崎、太田も10人超となっている。30・00人を超えると「警報」となる。
 11〜17日の週に学級閉鎖、学年閉鎖、休校(学校閉鎖)した学校(保育園・幼稚園を含む)は県内で87校218クラスにのぼった。桐生地区は7校16クラス(小学校が2校3クラス、中学校が4校10クラス、高校が1校3クラス)だった。
 県では注意報を発令するとともに「県民の皆様へのメッセージ」も出した。
 この中で県は「ほとんどの患者が比較的軽症で回復しており、タミフルなどの治療薬も有効で、過度に恐れる必要はない。かかっても一般の医療機関で診療が受けられる」としている。
 ただ、妊婦や基礎疾患を持つ人は「まれに重症化している事例が報告されている」ので、各人が「手洗い・うがい・マスクの着用などの感染予防対策を日ごろから実行してほしい」と呼びかけている。
 また、新型インフルエンザワクチンの接種についても触れ、優先対象者のうち「妊婦や基礎疾患を持つ人は11月中旬から」「子どもは12月中旬以降、年代ごとに順次接種が開始される」としている。

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 なお、桐生・みどり両市教委によると、20日現在で桐生市内では小学校1校で学級閉鎖が1クラス、中学校5校で学級閉鎖が6クラス、小学校2校で学年閉鎖(各1学年)がある。みどりでは小学校2校で学級閉鎖が7クラス、中学校2校で学級閉鎖が3クラスある。