桐生タイムス | 新型インフルのワクチン届かず 桐生地区

きょうの夕刊

新型インフルのワクチン届かず 桐生地区

2009-10-20

 新型インフルエンザ用ワクチンの接種が19日、最優先とされた医療従事者(医師や看護師)を皮切りに全国各地で始まったが、桐生地区では納入が遅れており、20日になってもまだ各医療機関に届いていない。感染症担当の桐生市医師会の飯山三男副会長によると、早くても23日以降になる見通しという。
 卸業者からワクチンが届くの待っていたある診療所では、診療の合い間をみて接種を予定していたが、延期せざるを得なかった。地元で最多の接種人数を希望している桐生厚生総合病院でも20日時点でまだ納入されていないという。
 医療従事者は優先接種対象者のうちでも一番初めに接種を受ける。桐生地区(桐生市・みどり市)では130医療機関の医師や従業員ら4343人が接種を希望しており、県の指示を受けた卸業者からワクチンが納入され次第、接種することになっている。
 次に優先順位が高い「妊婦」「持病のある人」「1歳から小学3年生まで」は11月以降の接種になる見通し。
 また、「1歳未満の子の両親」「小学4〜6年生」「中学生・高校生」「65歳以上」のワクチン接種はその後になる見込み。
 なお、ワクチン接種ができる医療機関は後日、市から公表される予定。接種費用は1回3600円。
 新型インフルエンザが疑われる集団感染が各学校に広がる中、桐生高校2年生の修学旅行にも影響を与えている。
 出発の19日朝までに、2年生約280人のうち26人が新型が疑われるインフルエンザに感染し、参加を見合わせた。
 また、20日昼までに、すでに旅行に出発した生徒のうち3人もインフルエンザ様の症状を発した。うち1人は保護者が迎えに行くことになっているという。
 「荷物を発送する16日時点ではインフル患者はゼロだったことから出発を決めたが、日曜日に十数人から報告があり、出発当日に欠席連絡が相次いだ」(同校)。
 同校の修学旅行は広島・京都方面の3泊4日。