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ありがとう松田直樹、感謝の連呼響く
2012-1-23
昨年8月4日に急性心筋梗塞で亡くなった元サッカー日本代表の松田直樹さん(享年34)=当時JFL松本山雅に所属。桐生市出身=を追悼する「松田直樹メモリアルゲーム」が22日、16年間在籍したJ1横浜F・マリノスのホーム、日産スタジアムで行われた。今も現役を続ける三浦知良さんや、年齢別代表チームで10代から親交のあった中田英寿さんら日本サッカー界を代表する豪華な顔ぶれが集まり、「サッカーを楽しむ」ことで故人をしのんだ。
来場した4万475人の観客も、松田さんをたたえるフラッグや感謝の言葉を記した垂れ幕を掲げ、「マツだから集まった」(中田さん)という豪華メンバーがプレーするピッチに向かって大きな声援を送り続けた。直樹さんの母・正恵さんと姉・真紀さんもメーンスタンドから観戦した。
午後1時。雨が上がり、横浜F・マリノス・OBチームが第1試合で松本山雅と対戦(30分)。緑色の山雅カラーで埋まったスタンドからは、「俺たちのマツダナオキ」の歌声が何度も響き、試合は1─0で山雅が勝利した。
第2試合は横浜F・マリノス・OBが元日本代表選手によるNaoki Friendsと対戦。正規の前後半45分を戦い、同期入団で親友の安永聡太郎さんが「現役のころもできなかったシュート(が打てた)。マツが(天国から)降りてきてくれた」と本人も驚くほどきれいなループシュートが決まり、1─0で横浜が勝利した。
二つの試合の合間には「同い年で親交が深かった」(北川悠仁さん)という人気デュオのゆずが「逢いたい」を熱唱。松田さんにささげた。
Naoki Friendsは2002年W杯日韓大会で日本代表を率いたトルシエ氏が監督を務め、三浦選手を主将に29人で試合に臨んだ。前橋育英高の先輩・山口素弘さんやJ2札幌の中山雅史選手も出場した。
マリノスは現役の中澤佑二、中村俊輔両選手をはじめ、OBで松田さんとDFラインを組んだ井原正巳さんらがプレー。「楽しみながらできた。マツも喜んでくれていると思う」
横浜マのコーチをつとめた佐野達氏(元ザスパ草津監督)は前橋育英高校から松田さんをマリノスに入団させた一人。「これだけの選手と観客が集まったのは彼のサッカーを愛する気持ちが伝わったからだろう。それぞれの立場でその思いを引き継いでいきたい。きょうの試合内容はよかったし、ナオキも喜んでくれたと思う」と話していた。

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