桐生タイムス_20120112 | 「ゆる体操」などでお年寄り喜ばせる 群大生・石杜さん

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「ゆる体操」などでお年寄り喜ばせる 群大生・石杜さん

2012-1-21

 群馬大学工学部3年の石杜駿さん(21)=環境プロセス工学科、宮本町一丁目=が19日、桐生市内のデイサービスセンターを訪れ、「ゆる体操」という体がぽかぽかしてくる緩やかな体操を指導したり、バスケットボールを巧みに操る「フリースタイルバスケ」というパフォーマンスを見せて利用者のお年寄りたちを喜ばせた。
 石杜さんの実家は岩手県内陸部にある。昨年3月の東日本大震災で大きな被害はなかったが、帰省できなくなり、そのぶん、新川公園などでフリースタイルバスケをする時間が増えた。
 その際に知り合ったのが、たまたま散歩に来ていた市内菱町二丁目の「陽だまりデイサービス」のお年寄りと職員。「すごく上手だったので、今度は施設のほうで見せて」と職員の一人。その約束がこの日ようやく実現した。
 ゆる体操は「気持ちよ〜く、気持ちよ〜く」などと言葉にしながら、手や腕、胸、背中、脚などをゆっくりとさする。筋肉がほぐれたり、血流が改善するようで、リラックスでき体が温まるそうで、ウオーミングアップに利用するスポーツ選手もいるという。
 昨年、同体操の普及を図っている東京都内の会社まで行き、準指導員2級を取った。「介護予防、ダイエットにもなる」とも。柔らかい話し方と絶やさない笑顔は、まるでお年寄りとの付き合いが長い職員のよう。すぐに溶け込んでいた。
 バスケは小学生のころから親しんできた。「ミニバスで全国大会に出たこともあり、そのとき負けたのがじつは桐生市東小なんです。工学部に来てから、その学校を見に行ったこともありますよ」と笑顔で語る。
 施設の庭で石杜さんは三つのボールをお手玉のように回したり、一つのボールを回転させて指一本で支えるなどの技を披露。お年寄りからたくさんの笑顔を引き出し、拍手を浴びた。
 「ボランティア活動です。たくさんの人を楽しませたい。希望があればうかがいます」と石杜さんは話している。連絡は携帯電話090・3648・3765へ。