桐生タイムス_20120112 | 黒保根の放射線基準値超え地区、戸別に詳細測定へ

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黒保根の放射線基準値超え地区、戸別に詳細測定へ

2012-1-16

 桐生市の市長定例記者会見が16日午前開かれ、市が東電福島第1原子力発電所の事故を受けて、現在独自に進めている空間放射線量分布状況マップ作製過程の測定結果で、黒保根地区において国が除染基準とする毎時0・23マイクロシーベルトを超える町内9地区87世帯について、戸別に敷地内放射線量の詳細測定と除染作業を実施すると発表した。また、桐生地区、新里地区で基準以下の地区でも希望に応じて戸別調査を行っていく。
 実施期間は30日から2月29日までを予定。職員が4人一班体制で87世帯を回り、1世帯当たり5地点ほどで測定を行い、必要に応じて汚染された土砂の撤去など簡易な除染作業を行う。撤去した土砂などについては、各敷地内に仮置き場をつくり、一時保管をする予定。
 このほか、これまでの測定で空間放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以下の地区であっても希望に応じて戸別調査を実施する。時期については黒保根町での詳細調査が終了した後を予定。あらかじめ希望を募った上で対応していく考え。
 また、黒保根地区は市内でも比較的線量が高いことから、住民を対象に放射能の基礎知識などを説明する講演会を2、3月中に行う方針。
 現在作製を進めている空間放射線量分布状況マップについては調査を2月いっぱいで終了させ、3月中にマップを作製する予定だ。