桐生タイムス_20120112 | 独創性に高い関心、海外トップブランド 桐生に注目

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独創性に高い関心、海外トップブランド 桐生に注目

2012-1-13

 桐生地域地場産業振興センターと日本貿易振興機構(JETRO)の共催で企画された海外バイヤー招請事業は12日、同センターの特設会場で輸出商談会が開かれた。17社が特長ある自社製品を展示し、欧米7社のバイヤーを迎えた。トップブランドのバイヤーらは個性あふれる桐生の織物や服飾雑貨に高い関心を示し、熱心に各社のブースを回って品物を手に商談に臨んだ。13日は小林当織物、後藤織物の2工場を見学した。
 桐生産地として初めて実現した商談会には「ヴェルサーチ」(イタリア)、「ランバン」(フランス)、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」「ニコルファーリ」(以上イギリス)、「スティーブン・アラン」「ダリルケー」「ダイアン・フォン・ファステンバーグ」(以上米国)のバイヤー7人が参加した。
 7人は11日まで東京都内で開かれたJETRO主催の展示会に出席していたが、同じ日本製でも作りや雰囲気が異なる桐生の繊維製品の独創性を喜び、終了間際まで商談を続ける姿がみられた。
 製品の約9割に日本のテキスタイルを用いている「スティーブン・アラン」のアンジェラ・ファイエタさんは「日本の生地はとても美しく品質がいい」と評価。「目新しくてユニークだけど毎日着られる、当社のブランドに合ったものが見つかった」と話した。
 「ヴェルサーチ」のロベルタ・ザッコさんは「ハイテク加工を施したジャカード織りやニードルパンチ(無数の針を通して異素材を一体化する加工法)に関心を持った」と感想。桐生が得意とするジャカード織りについては「トップブランドのニーズと少し違う部分もある。私たちは混紡の比率もよりゴージャス感やリッチ感のあるものを求めているし、市場でジャカード自体が古いイメージを持たれている。想像力を働かせた差別化が大切」だと語った。
 出展者も「かなり食いつきがよかった」(Tex.Box)、「サンプルを求められた段階だが、まずはそこがないと始まらない。帯以外の販路につなげられたら」(ワダ)などと手応えを感じていた。