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歯科医師会と連携事業、桐生厚生病院
2012-1-7
桐生厚生総合病院(丸田栄院長)は歯科・口腔(こうくう)外科部門を広げて「障害者歯科診察室」を新設、専用の治療いすを導入した。桐生市歯科医師会(塩崎泰雄会長)会員の歯科医とともに障害者の歯科治療、アフターケアを行う。歯科の病・診連携が実現するわけで、「中核病院と歯科医師会の連携は全国にもほとんど例がない画期的なこと」(塩崎会長)だという。同病院に配分された6億円の地域医療再生基金の一部を活用した。
新しい診察室は、歯科・口腔外科に隣接する精神神経科の待合室部分を縮小してスペースを作りだして設けた。
場所は既存の診察室(治療用いすは3台)の奥で、受付からは車いすのまま入れる。これにより、歯科治療用いすは4台となる。
新治療室に導入された障害者用のいすは、体が不自由な人でも治療しやすいようやや大きく、あおむけになる体の角度調節なども一般の治療いすに比べて自由度が高い。
同病院に勤務する歯科医だけでなく、桐生市歯科医師会の歯科医が治療に当たる。月に1度、2度と治療日を決めて使う予定で、4月から本格運用する。
また、これを機に、歯科の分野の病・診連携をさらに深め、同歯科医師会の歯科医が桐生厚生総合病院の手術室で行われる「全身麻酔による歯科手術」にかかわることも計画している。
塩崎歯科医師会長は「障害を持つ人は20歳までは県立小児医療センターなどで治療を受けることもできるが、成人になると治療を受ける機会がきわめて限られる。厚生病院と連携を密にしてできるだけのことをしたい。地域医療再生基金で実現できた」と話している。
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地域医療再生基金は国の施策。各都道府県に50億円が交付され、群馬県は約40億円を病院の整備に充てることを決めている。
うち桐生厚生総合病院には約6億円が配分され、今回の「障害者用歯科診察室の新設」のほか、3階のNICU(小児集中治療室)やGCU(回復治療室)の各3床の増床、4階の分娩(ぶんべん)室の改修などを計画している。

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