桐生タイムス_20120112 | 「緑の分権改革」で黒保根浄水場に小水力発電

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「緑の分権改革」で黒保根浄水場に小水力発電

2012-1-4

 桐生市が総務省から委託を受けた今年度分の「緑の分権改革」調査事業で計画していた小水力発電設備の設置場所が、市内黒保根町の黒保根浄水場に決まった。1月末までの設置を予定しており、生み出された電力は同町で行われている過疎地有償運送事業の電気自動車に使用され、小水力発電の有用性について検証を行っていく。
 同調査事業は自然環境や再生可能資源エネルギー、文化など地域資源を最大限活用する仕組みを地域でつくり、地域の自給力と富を生み出す力の構築を実現しようという取り組み。
 桐生市は前年度も委託を受け、豊かな水を背景に小水力発電の利用可能量などの調査を実施し、低炭素型地域づくりを進めるための提案を行った。
 今年度はこれを踏まえ、黒保根町内に小水力発電所を設置し、生み出した電力を過疎地有償運送事業に利用して(1)発電設備設置コストと過疎地有償運送の運送経費のコストバランスを検証し事業を評価(2)小水力発電の地域産業への展開の可能性の検証ーを提案し、採択された。事業費は約2500万円。
 決定した今年度分の具体的な事業は、黒保根浄水場内に、取水口から浄水施設に流れ込む水を利用して最大出力3キロワットを発生する小水力発電設備(小型の水車)と蓄電池、充電ステーションを合わせて整備。過疎地有償運送で使用する電気自動車に供給する。
 総務省からの委託は単年度だが、市では来年度以降も事業を継続させ、実証実験を行っていく考え。