ぞうき林
瀬谷さんと野間さん
2010-1-12
山手線・大塚駅で降りて都電荒川線に乗った。早稲田行き。運賃は160円。昨年12月半ばの平日だった▼目的地は早稲田駅から歩いて5分くらいのところにあるという事務所。ホームページに載っていた地図に、そう記されていた。住所の終わりに「藤田ビル3階」とあり、なぜか、ガラス張りのしゃれたビルとか、10階や20階という高層な建物の「3階」だと思っていた(東京だから!)。が、違っていた。印刷会社の、熟年の(失礼!)3階建ての建物だった▼「そんなにお金があるわけはないよナ」と遅い納得をしつつ(ごめんなさい!)、階段を上って鉄の扉を開けたところにそれはあった。NGO日本紛争予防センター。事務局長をつとめる瀬谷ルミ子さん=桐生市新里町出身=のインタビュー(記事は8日付で掲載)のための訪問だった。小学校の教室ほどの広さで、10人ほどのスタッフが働いていた。回収した小型武器を解体して作ったという置物も飾られていた▼藤田ビルは神田川沿いで、そのかいわいは下町の雰囲気だった。すぐそばに公園が見えたので、帰りは少し遠回りした。川を渡るとすぐに長い階段が上に伸びていた。上りきると右手にあったのは、なんと講談社野間記念館。創業者・野間清治の美術品コレクションなどを展示する施設だ▼入れる時間ではなかったのが残念だが、桐生の関係者がこんなに近くにいたことが分かって、なんだかうれしくなった。(な)

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