ぞうき林
時速6キロの視界
2010-1-7
究極のエコ通勤ともいえる徒歩通勤を始めて2カ月目に入った。といってもエコは後付けであり、動機は運動不足による生活習慣病の解消である▼昨年秋の定期健康診断で、胃腸の不調原因が内臓脂肪過多による「瀑状胃」(脂肪で持ち上げられて入り口部分が垂れ下がっておじぎをしている状態)と判明。事始めには適さぬ季節ではあるが、春まで待てぬと意を決し、最も手っ取り早いことから始めた▼始めるに当たって、三日坊主と笑われないようにする方法を思案した。真冬に向かって、在宅だとついつい怠けてしまうこともあるだろう。しかし、通勤なら出社しなければ、あるいは帰宅しなければと必然性が出てくる。距離も6キロと脂肪が燃焼するのにちょうどよかった▼効果を高めるため、歩く速さにもこだわる。その日の信号待ち時間にもよるが、最速で55分、標準で60分弱。時速にすると約6キロということになる。今の季節で、速歩だと3キロ付近から汗をかき始め、脂肪が燃えだしたことを実感する▼今のところ往路、または復路だけという日が多い。歩いた距離は12月が約200キロ、今月はきょうで50キロを超えた。ちりも積もればである。おかげで3キロ減量。ここまでくれば春遠からじである▼副産物もある。有事の際の目安になったことに加え、場所によっては歩道が不完全で危険であったり、凹凸が多くて歩きにくいことなど、乗り物では見えなかったことが見えてくることも少なくない。(ま)

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