ぞうき林
くぎ付け
2010-2-27
冬季五輪のハイライト、昨日のフィギュアスケート女子シングル・フリーの映像にくぎ付けになった人は、3人に1人、いや2人に1人、あるいはそれ以上だったかもしれない。朝刊を見て、偉大なライバルたちの活躍に改めて胸を熱くした人も多いに違いない▼よりによってアジアの隣国同士、同じ時代に生まれ、同じ夢を追いかけ、ようやくたどり着いた初めての大舞台で女王の座を争った2人。そして、五輪の女神が微笑んだのは、大技を成功させた浅田真央選手ではなく、完成度で勝負した金妍児(キム・ヨナ)選手の方だった。しかし、圧巻の演技で金メダルを獲得した金選手を称える国民は日本も例外ではなかった▼ともに19歳。競り合いはこれからも続き、互いに進化を遂げていくに違いない。そして、次回のロシア・ソチ五輪で再び女王の座を争うことにもなるのだろう。「韓国民の妹」バーサス「日本の妖精」伝説はまだまだ続く。ひょっとしたら将来、「宿命のライバル」を題材にした映画やテレビドラマも生まれるかもしれない▼残念ながら予選敗退となったカーリング女子日本代表(チーム青森)も、日本中のファンに夢と希望、大きな感動を与えたと思う。記者もほとんどの試合をライブで観戦し、途中から出場した山浦麻葉選手(群馬大学工学部卒)らのショットに一喜一憂しながら面白さを知り、微力ながら魅力を伝えることもできた▼みな胸を張って帰国してほしい。(ま)

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