ぞうき林
次の1年に向け
2009-12-30
2009年も間もなく終わる。この1年は多くの人にとって難儀な年だったに違いない。売り上げや利益が減り、賞与や給与が減少。賞与の支給は地元大手企業でも極めて厳しかったと聞く。そんな中、無事に年を越せることに安堵する人は少なくないだろう。新たな年が明るいものになることを切に願う▼年の瀬には、弊紙をご購読いただいている読者のありがたさを改めて実感する出来事があった。機械の故障で10日付新聞のお届けが大幅に遅れた。取材から夕方戻ると代表電話が問い合わせですべてふさがっている状態。編集局の直通番号にも電話が相次ぎ、しばし対応に追われた▼「新聞が届かないが発行していますか」。電話口の声に事情を説明すると、納得して「では待っています」と穏やかにお答えいただいた。中には「体調が悪くて出掛けられない家族が楽しみにしている」と声を寄せてくれたり、「配達する人の具合が良くなくて遅れているようなら、明日まとめて届けてくれればいいよと言おうと思って」と心配してくださった方もいた▼地域限定で発行する本紙は他の媒体と比べれば読み手との距離は普段から近いが、電話の多さや直接のやりとりに、本当にたくさんの人が新聞を毎日心待ちにしてくれていること、読者の温かさに支えられていることを再認識した▼桐生タイムスは来年65周年を迎える。寄せられる信頼に今まで以上に応えられる新聞であるべく、一層努力したい。(悠)

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