桐生タイムス | つぶやき

ぞうき林

つぶやき

2009-12-16

 2009年もあと半月。新聞やテレビでは年末特集がもう始まり、焦るばかりだ▼日本経済新聞社がまとめる日経MJヒット商品番付が先ごろ発表された。東の横綱は「エコカー」、西の横綱は「激安ジーンズ」。積極的にかかわった覚えはないが、まあ納得の番付である。しかし、小結の一つ「ツイッター」には驚いた▼ツイッターとは140字以内の簡易型ブログのこと。ある人のつぶやきのような文に、ほかの人が反応する速さを見ると、ブログというより、パソコン通信の「チャット」に近い感覚なのかと思う。なんとも説明が心もとないのはツイッターをやる友人を1人しか知らないからだ▼「時流に乗ろうとツイッターなるものをはじめてみました」とのメールが届いたのが9月半ば。その時、周囲で知る人は皆無だった。友人の「つぶやき」をのぞくと、何人かと楽しそうな会話が成立している。しかし、仕組みも、どういう関係の人が集まっているのかも分からず、傍観者に徹してしまった▼あれから3カ月。ツイッターはヒット商品となった。情報にかかわるものとして経験すべきなのだろうか。いまは遠く離れた学生時代の友人とも休み時間に話しているような感覚。自分のちょっとしたつぶやきに共感した人が、反応してくれたら楽しいかもしれない▼でもなあ、昔から日記は三日坊主の記者。そして何より、いまは師走。「つぶやけ」と言われても「焦」の文字しか打てない気がする。(野)